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  (ご報告)日本観光研究学会第59回研究懇話会「サイクリング×観光=サイクルツーリズム=交流人口の拡大による地域の活性化−オリンピックを契機とした全国へのスポーツツーリズム波及を考える−」
 
2019/12/22
  (ご報告)日本観光研究学会第59回研究懇話会「サイクリング×観光=サイクルツーリズム=交流人口の拡大による地域の活性化−オリンピックを契機とした全国へのスポーツツーリズム波及を考える−」関西支部も協力
【日時】2019年7月25日(木)16:00〜18:00
【会場】立教大学池袋キャンパス 11号館 A201
【話題提供およびディスカッション】
中谷純之氏(国土交通省 観光庁 観光地域振興部観光資源課新コンテンツ開発推進室長)
合田省一郎氏(DMO・一般社団法人しまなみジャパン 専務理事)
コメンテーター:松本英之氏(一般社団法人港まちづくり協議会大阪 事務局長/国土交通省みなとまちづくりマイスター)
司会:小長谷一之(本学会理事/集会委員/関西支部副支部長)
【趣旨】
(1)2020年オリンピック・パラリンピックは、いうまでもなく世界のスポーツの最高の祭典であるが、これを期に、@全国で、少数のエリートスポーツマン・ウーマンの競技を見るものから、自らがスポーツを身近に感じ、参加するものへと変え、社会全体の健康を増進する契機とすること、Aオリンピックの恩恵が、東京だけでなく、地方へ波及することにより国土全体が活性化することが望ましい、などの課題が指摘されてきた。
(2)スポーツツーリズムの振興は、まさに、オリンピックにかかるこれらの課題を解決する政策であり、観光振興と健康増進の双方に貢献できるものである。
(3)なかでも、ウォーキング、マラソン、サイクリング等の野外移動型のスポーツは、大きな設備を要せず、かつ人の移動を促進し観光行動と容易に組み合わせできるスポーツの形態であり、社会全体で楽しむことができ、全国的に波及し、スポーツ市民社会を構築する可能性のあるジャンルといえる。
(4)今回は、サイクルツーリズムに焦点をあて、国土交通省の担当官に、振興政策をお聞きするとともに、欧米系および台湾からの観光客に人気でいまや世界的に有名なサイクリストの聖地となっているしまなみ海道のサイクルツーリズムを担当する地元のDMO、一般社団法人しまなみジャパン様に、その経営と経緯を聞き、オリンピックの集客エリアを広域化(全国へ分散)させるため意義や戦略を楽しく議論する場としたい。

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日本観光研究学会研究懇話会とは
毎年度7月と1月に開催されます。会員およびゲストによる観光に関する"現代的課題"についての話題提供と討議を行っています。
【プログラム】
(1)会長、集会委員長挨拶、司会者より趣旨説明
(2)国土交通省 観光庁 地域資源振興部 観光資源課 新コンテンツ開発推進室長 中谷純之氏
 「サイクリング×観光=サイクルツーリズム=交流人口の拡大による地域の活性化−オリンピックを契機とした全国へのスポーツツーリズム波及を考える−」
 @国際的な観光市場の動向、A観光を取り巻く我が国の現状、B我が国のインバウンドに関する特徴と取組の方向性、C地方誘客に向けた新たな体験型観光の充実〜スポーツツーリズムを中心に〜、Dサイクルツーリズムの現状と観光庁等の取組。
(3)DMO・一般社団法人しまなみジャパン 専務理事 合田省一カ氏
 「しまなみ海道サイクリング観光が育んだ地域の好循環!〜20年間にわたる地域の努力の結晶がコンテンツ〜」
 @瀬戸内しまなみ海道の3大魅力!A先達に感謝!しまなみサイクリングの現状、Bしまなみ海道のレンタサイクルについて、C官民問わず、しまなみ地域全体で取り組むサイクリストの受入れ整備、Dしまなみサイクリング観光の(あるいは地方のサイクリングツーリズムすべての)今後の3大課題!Eそして、しまなみ海道の観光はサイクリングを最大限活用しつつ次のフェーズへ! 参考サイト https://www.shimanami-cycle.or.jp/
(4)コメンテーター:松本英之氏(一般社団法人港まちづくり協議会大阪 事務局長/国土交通省みなとまちづくりマイスター)
(5)ディスカッションタイム
中谷純之氏、合田省一カ氏、松本英之氏を中心にディスカッション、会場からもご質問・ご意見をうけつけた。
司会・コメンテーター:本学会理事/集会委員/関西支部副支部長 小長谷一之
(5)18:00〜 懇親会
【懇親会】 18:30〜20:00 立教大学池袋キャンパス 第一食堂
   
 
   
 
   
 
   
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